嫁の気持ち姑の気持ち

現役の嫁であり姑でもある自分ですが、嫁としての愚痴をはきます。

私の心はぐるぐるぐるぐる

姑が退院した日、主人の帰りがとても遅かった。連絡なしだったので、それに対してイライライライラ。義実家にいるだろう予想はついたので、あえてこちらから連絡はしませんでした。姑は朝に退院したので、義実家に行ってもそんなに遅くならないはず。結局9時頃に帰って来ました。私も食事を待ってしまった形になりました。私は、遅くなるなら連絡入れるのが当たり前でしょ、となじりましたが、「連絡入れる暇がなかった」とのこと。主人は私が義実家に関わらないと言ったため、義実家のことを話しませんが、どうやら退院した姑がぎっくり腰になり、救急車で病院に運んだらしいです。私は、あ~あと思いました。私が言った通りになってるじゃん。

私は認知症で寝たきりの母を介護していました。一昨年末に施設にお世話になることができましたが、その過程を見ています。また、私の専門は介護です。多くのお年寄りをみてきました。ですので、その経験値から、先々の予想ができます。また、介護現場のあれこれもわかっているので、それはまずいよ...と言うこともわかります。普通、高齢者の入院はなるたけ短期間で済ませます。入院で確実に生活機能が衰えるからです。ましてや耳の手術なら長くても1週間でしょう。それを今回は2週間近くも入院してました。独居ということを差し引いても長すぎます。姑が在宅サービスの提供を受けているところは入院している病院経営です。私は、サービスを受けるときに、最も質の良いと思われる所を提案しましたが、(優しい心からではありません。早く寝たきりになるかそうでないかは、その対応にかかってくるからです。介護必要→私が介護になるのがわかっていたため、それを単に避けたかっただけ)見事却下されました。普通の人は病院=安心と思うのでしょうね。現実は全く逆なのに。(病院でも真摯に取り組まれているところはあると思います。念のため)退院当日にまた入院。しかもぎっくり腰で。

連休明けにMRIの検査だそうです。医療費の無駄遣いです。「退院したら一人暮らしは無理だと思うよ」「俺もそう思う。兄貴に引き取ってくれって頼もうかと思って」「たぶん、引き取らないよ」「そうだよな」私と主人のやりとりです。こんな会話悲しいと思いませんか?私だって親の身です。子供にこんな会話されてたらたまりません。だから私は、エンディングノートを書き、死ぬその瞬間まで元気でいなければと、思います。私は鬼ではありません。今でも姑のお世話をしようと思えば、下の始末だって何だってできます。でも、心がついていきません。よしんば私が心を殺して姑のお世話をしたとしましょう。姑はあれやこれやと私のことを義兄に告げ口するでしょう。それを真に受けて、義兄は私に文句を言ってくると思います。もっと優しくしろとか何とか。普通のお宅でもよくあることです。介護している人に対して、事情もわからずにあれやこれや口だけだしてお金は出さない。身内ですけどね。まずは介護してくれている人に感謝をのべて話を聞いてあげる。それから一緒に考えてあげる。必要ならお金の援助もする。そういう姿勢が必要だと思います。介護は結構お金がかかります。年金や財産が沢山あるなら別ですが、そうでない場合は結構持ち出しもあります。舅が亡くなったとき、葬式まで日数があったので義実家に泊まるように言われたのですが、二日が限度でした。実母をショートステイに預けねばならなかったため、葬儀の時の日数も入れると金銭的に難しかったからです。普段、様々なサービスを受けている実母は、年金しか無いので、1日に1万円はかかるショートにはそんなに長くは預けられないのです。もちろんそんな事情はわからないでしょう。後で義姉に文句を言われました。男同士は会話はないのでしょうか?どうして家の事情を話せないのでしょうか?なので、実母が施設に入った時に、主人に固く口留めをしました。施設に入ったことはあなたの家族には絶対に言わないでって。そうでないとズルズルと姑の介護に突入するでしょう。

私は主人の仕事を手伝っています。給料無しですがw帳簿づけや申告は今までもやってきましたが、去年からパソコンを使う業務が増えてきました。と言うか、現場以外の仕事はパソコン必須です。主人はパソコンのスキルが全くありません。メールを開くことすらできません。現場に行って主人の助手をする日もあります。おそらく私がいないと仕事が立ち行かなくなるでしょう。私が元気に働けないことが大きいですが、このことも離婚を躊躇する大きな理由です。年齢もありますしね。けれど、私が予測していた通りの状況になってきて、心は大きく揺れます。主人には「あなたの親を介護するなら離婚する」と言ってありますが、人間として困ってる人が目の前にいて知らんふりできるでしょうか。主人は確実に困るでしょうね。肉体労働と介護の両立は絶対無理ですから。子供もそれぞれ独立し、実母の介護もひと段落し、一息ついたと思ったら、また考えることが山積みです。自分を見失っています。心はぐるぐるマイナスなものが渦巻いています。

明日は神社の奥宮まで登って、神様とお話ししてこようと思います。いえ、神様の声は聞こえませんよ。勝手に自分がお話するだけです。ずいぶんと黒いものが溜まっていると思うので、このままでは病気になってしまいます。明日は心がすっきり晴れればいいな、と思います。後は成り行きにまかせましょうか。