嫁の気持ち姑の気持ち

現役の嫁であり姑でもある自分ですが、嫁としての愚痴をはきます。

思い いろいろ②

私がうつ病だったということは書きました。もうほとんどお薬は飲んでいませんが、定期的な通院は続けています。治療を続けて行く中で、はっきりと意識したことがありました。

自分は自分自身が嫌いだということ。好きではないとは思ってましたが、嫌いだったんだと、はっきり意識しました。これはとても良くないことなので、自分を好きにならなくてもいいから、せめて認めてあげられるようになりたい、と思いました。そこから病気はグッと良くなっていったように思います。「まあ、ここまでよくがんばったよな」から始まって、「ここまで出来れば良いんじゃない?」と、時間をかけて思えるようになって、今は「私は私でいいんじゃない?」って感じで心がとっても解放されて楽になりました。今では何をあんなにビクビクしていたのだろうと思います。

結婚生活を通して、一番大きく価値観を変えたことがあります。それは、話しても通じない相手がいる。誠意がつたわらない相手がいる、ということです。私はお花畑で、子供の頃から人は話せばわかる、誠意は必ず伝わる、と思って生きてきました。どうもそうではないらしい...というのを結婚生活の中で(姑問題だけではなく)学びました。そして、一番近々に気づいたこと。私は女性に嫌われる。

中学時代に友人に言われた一言があります。「〇〇は特別美人っていうわけじゃないのに何か目立つんだよねえ」それってどういう意味なのかわかりませんでしたが、気にもとめてませんでした。ご存知の通り、主人の自己破産で急遽家を捨ててきましたから、それまでのママ友や友人とも付き合いが立たれました。そして、回復途中だったうつが悪化して人付き合いどころではありませんでした。それでも、資格を取りに行ったりする中で知り合いはできます。年に数回集まりを持つ中で、仲良くなった人達(おじさん含む)がいました。私は誘われれば出向く、といった感じでお付き合いしていましたが、連絡をくれていた人がメルアド変更したままで、連絡は別の人からくるようになりました。と、言っても集まる時の連絡だけで、年に1,2度です。でも、メルアド変更した人はなんとな~く私を嫌いなのかな、と前から感じていたので、集まる時はなるべく控えめにしてました。それが、4人で旅行に行きましょうという話になり、私は予定が合えば参加するね、ということにしておきました。でも、以前から仲良しグループということで私に声をかけてもらってはいたものの、途中から私はその人はあまり私とは付き合いたくないのかな、と思っていましたので、せっかくの旅行に私が行っては悪いかなと思い、旅行は理由をつけて断りました。でも、断り方が悪かったのか、連絡をくれた人は多分気分を害したと思います。まさか、私が行ったら悪いからとは言えず、行きたくない言い訳に聞こえたかも知れないです。これで、友達、たぶん無くしましたね。

人の想いというものは相手に通じるものです。相手から好意以外のものが伝わってきたら、引くしかありません。友人だったらそれは可能です。

私はどうも自分の意見をきっちり持ってるとこがダメみたいです。何かそれが相手に生意気に映るのかも知れません。お姑さんも、嫁であるという以外に私を嫌いだったのかも知れません。なので、息子のお嫁さんに必要以上に気を使ってしまうのです。だからお嫁さんとの付き合い方がわかりません。

男の人はのん気なもので、自分の母親が嫁いびりなどするとは微塵にも思ってないし(今の若い子は違います。ちゃんとクギを刺す子が多いですw)、じーさんはじーさんで、嫁姑なんてどこにでもあるもの、といたく肝要ですが、限度があります。それは紛れもない”いじめ”です。キーパソンは夫で、夫は100%嫁の味方をしなければいけません。妻の方に「夫はいつでも守ってくれる」という安心感があれば、夫の両親に優しくもできるし、多少のイヤミなんて何でもないんです。決して親をないがしろにしろということではなくて、その姿勢が大事なんです。私はそう思います。